ホームページをご覧いただきましてありがとうございます。私は、平成24年9月1日から西宮市久保町で内科・神経内科・循環器内科の診療を始めました。この度縁があって、段上町の土山先生のつちやま内科クリニックの跡を継いで、令和3年1月からふじもと内科クリニックとして、内科・神経内科の診療を行う運びとなりました。

 ところで、街のクリニックの神経内科って、何ができるのだろう?と疑問を感じることはありませんか? そもそも神経内科とは?

 患者様からの訴えの順に並べると、

 頭痛・めまい・痺れ

 認知症では?

 手指の震え等自分では制御できない動作の異常

 歩き方がおかしい等歩行の異常

 力が入りにくい、筋肉が痩せてきた

 喋り方がおかしい

 一時的な意識消失

最近では、②が時勢を反映して増えてきていると感じています。神経内科は診断を付けることから始まるため、患者様本人の筋力・筋肉のやせの程度等筋肉の評価、身体特有の反射の評⑦価、動きの評価、バランスの評価、高次機能(記名力、注意力、理解力、判断力、実行機能等)の評価を、最初に行います。次に、診断の補助目的で様々な検査を行います。M R IC Tによる脳・脊髄の画像評価、筋電図という特殊な装置を使い、筋肉の電気生理学的評価、脳波検査や髄液検査を適宜施行することで、診断の精度を高めます。大学病院や地域の基幹病院で神経内科という診療科のある病院では、これらをone -stopで行えますが、街のクリニックでは、大抵は、これら検査(M R IC T、筋電図、脳波等)を大学病院、基幹病院に依頼することになります。

さて、確定した診断名としては、認知症、脳血管障害(脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血等)、てんかん、様々な原因による脳神経・末梢神経障害(フィッシャー症候群、ギランバレー症候群等)、中枢神経系の自己免疫疾患(多発性硬化症等)や神経組織の感染症(脳脊髄炎等)が挙げられますが、これらに、更に所謂神経筋の難病が加わります。この神経筋の難病(神経難病)には、薬物治療が期待できるパーキンソン病や重症筋無力症、薬物治療が困難な多系統萎縮症、脊髄小脳変性症、進行性核上性麻痺、皮質核変性症、筋萎縮性側索硬化症(A L S)、様々な筋ジストロフィー等が含まれます。

街の神経内科クリニックとしては、可能な限り外来診察、通院困難な場合は在宅医療に切り替えて対応しています。在宅では、人工呼吸管理や、胃瘻造設や膀胱留置バルーン等の医療器具の交換が必要になることがあるため、訪問看護師さん方と連携を取りながら、診療を行うことが多いです。また、発熱等状態が悪化、入院が必要と判断した場合は、連携する近隣の病院に入院をお願いし、落ち着けば、在宅医療を再開します。この在宅医療に関わっているのは、医師だけではなく、訪問看護師、リハビリ関連職種、ヘルパー、ケアマネージャー等様々な職種の方です。そのために必要な制度(介護保険、身体障害者制度、特定疾患制度等)に繋げ、患者様の自己負担の軽減に努めるのも街の神経内科クリニックの仕事の一つです。

このように、クリニック内外での患者様と関わりに、使命と誇りを持って、日々の診療を行っていきたいと考えています。

 

               

                    ふじもと内科クリニック  院長 藤本哲雄

 

 

 

 

 

住所:西宮市段上町1丁目1-22レインボー甲東1F

TEL:0798-57-3600

E-mail:tetsufuji798@gmail.com